Record China 2008年12月10日(水) 23時25分
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5日、宋豫秦教授率いる調査隊は河南省具茨山に刻まれた謎の記号に関する調査を終了、その年代が4000年前であることを突き止めたという。一部では伝説の帝王・禹が残したものとの見方もでている。写真は岩に刻まれた謎の記号。
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2008年12月5日、北京大学環境科学・エンジニアリング学院の宋豫秦(ソン・ユーチン)教授率いる調査隊は河南省具茨山に刻まれた謎の記号に関する調査を終了、その年代が4000年前であることを突き止めたという。一部では伝説の帝王・禹が残したものとの見方も出ている。9日、大河網が伝えた。
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具茨山の岩壁に刻まれた謎の文字は1988年に発見された。発見したのは当時18歳の少年、劉俊傑(リウ・ジュンジエ)。これまでに5つの峡谷から3000以上の記号を発見、撮影してきたという。
発見から20年、これまで岩壁に刻まれた記号はその意味、成立年代のすべてが謎のままだった。今回の調査では地層から判断して4000年前のものと推定され、一つの謎が解けたこととなった。円や四角を組み合わして作った記号は中国の他地域では見られないもので、明らかに文化的背景を有したものと推定される。ある研究者はこの記号は夏王朝の創始者、伝説の帝王・禹が残した黄河治水の図であり、中国最古の文字の可能性もあると指摘した。(翻訳・編集/KT)
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