Record China 2008年12月8日(月) 12時22分
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6日、サルコジ仏大統領はポーランドでダライ・ラマ14世と会談した。中国の反発は強く、今年2回目となるフランス製品ボイコットにつながる可能性も指摘されている。写真は仏プジョー社のエンブレム。
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2008年12月6日、サルコジ仏大統領はポーランドでダライ・ラマ14世と会談した。中国の反発は強く、今年2回目となるフランス製品ボイコットにつながる可能性も指摘されている。7日、香港紙・文匯報が伝えた。
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サルコジ仏大統領がダライ・ラマ14世との会談を発表したことに、中国政府は反発、12月1日に予定されていた欧州連合(EU)・中国サミットの延期、エアバス社との航空機購入契約の延期などを発表した。さらに政府だけではなく、インターネット掲示板を中心として市民も怒りを表明、フランス製品ボイコットが呼びかけられている。
今春、中国ではパリで北京五輪聖火リレーの妨害事件があったことに反発、仏大手スーパー・カルフールの不買運動などボイコット運動がわきおこった。今回の事件が今年2回目のボイコット運動を引き起こす可能性もあるとして仏企業には不安が広がっている。2007年の仏中貿易額は337億ドル(約3兆1200億円)、前年比34%の伸びを見せている。フランスの輸出品には原子力技術、航空機など政府間の友好関係が前提となった契約が多いため、ダライ・ラマとの会談は大きな打撃になると見られている。(翻訳・編集/KT)
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