Record China 2008年12月6日(土) 12時9分
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4日、このほど台湾の調査で、これまで不潔だと思われてきたトイレの「便座」が実は清潔だということがわかった。調査した中で最も汚かったのは「ひげ剃り」だという。
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2008年12月4日、「生命時報」によると、このほど台湾のある調査で、これまで一般に不潔だと思われてきたトイレの便座が実は清潔だということがわかった。調査した中で最も汚かったのは「ひげ剃り」だったという。
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調査は生物発光を利用した「ATP測定法」により行われ、人が日常的に接触する10品目、トイレの便座、パウダーパフ、ひげ剃り、タオル、歯ブラシ、マスク、電話の受話器、枕カバー、ヘルメット、パソコンのキーボードに付着している細菌数を測定した結果、最も細菌が多かったのは男性の使うひげ剃りだった。そして、検出された細菌が最も少なかったのはトイレの便座で、細菌の数は約10万個程度だった。ひげ剃りから検出された細菌数は、1平方センチメートルあたり120万個以上で、便座の実に12.5倍。マスクから検出された細菌数は30万個以上。歯ブラシから検出された細菌数は25万個で、歯を磨くたびに便座に付着している2.5倍の細菌を飲み込んでいることになるという。
調査に使われたひげ剃りはごく一般的なものだが、ひげ剃りは剃ったひげなどが常に刃に残っていることや、湿度の高い浴室内に置かれることが多いことから、細菌が繁殖しやすいのだという。専門家は、細菌の繁殖を防ぎ、感染を予防するためにも、こうした日常的に使うものはとくに、こまめに洗ったり、日光消毒や定期的な交換が大事だと話している。(翻訳・編集/岡田)
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