2008年12月4日、不景気にあえぐ台湾の音楽業界だが、12月に入ってワン・リーホン（王力宏）やスタンリー・ホアン（黄立行）、ハーレム・ユー（哈林）などビッグネームが次々と新譜を発表、台湾版グラミー賞の「金曲賞」のレース争いに堂々参戦する。

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ワン・リーホンとスタンリー・ホアンは05年、第16回「金曲賞」で「最優秀男性北京語歌手賞」（最佳国語男歌手奨）を争ったが、その時プレゼンテーターを務めた香港出身のカレン・モク（莫文蔚）が北京語の発音をうまく操れず、「王」と「黄」の区別がつかなかったため、実際はスタンリーが受賞したのに、ワン・リーホンが舞台に上がってしまったという苦い歴史がある。(編集部注：香港の通用言語・広東語では「王」と「黄」のどちらも発音は「ウォン」)

以前、スタンリー・ホアンはCDジャケットで肉体美を披露したが、ワン・リーホンも今回、負けてはいない。まもなく発売の新アルバム「心．跳」のジャケットでは、鍛え上げられた上半身を余すことなく披露した。このために毎日1時間は体を鍛える時間を作り、睡眠は3時間、あとは全て曲作りに専念したという。スタッフたちがそろって「リーホンは鉄人」というほど力を注いだ新曲は、ビジュアルも中身も大注目だ。（翻訳・編集/MY）