EUの「懲罰関税」で80万人が失業か―中国

Record China    2008年12月4日(木) 18時42分

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4日、EUが3日、中国製のボルトやねじなどに対して反ダンピング関税を課すことを決めたが、これによって中国の企業では80万人の職が失われる可能性があるといいう。写真は浙江省の金属工場。

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2008年12月4日、中国中央電視台(CCTV)によると、欧州連合(EU)が3日、中国で生産された金属製のボルトやねじなどの連結部品に対して87%という反ダンピング関税を課すことを決めた。

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今後最長5年にわたって、EUは中国製の締結部品に対し高い率の懲罰的な関税が課される。今回の課税はEUが中国に対してとった最大の反ダンピング措置の1つ。

EUは現在、中国にとって同種部品の最大の輸出先になっており、07年11月に行われたEU委の反ダンピング調査では、中国側の輸出企業とEU側の輸入企業が同委の対応に異議を唱えていた。今回の措置で、中国の生産企業は外貨収入として年4億ユーロ(約472億円)の損失が予想されているほか、80万人の職が失われる可能性があるという。(翻訳・編集/岡田)

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