<絶対貧困>農村の対象人口、30年で2億人以上の急減―中国

Record China    2008年12月4日(木) 16時23分

拡大

3日、中国政府は、1978年に2億5000万人存在していた農村の絶対貧困人口が、2007年末には1479万人まで減少したことを明らかにした。写真は南京市で廃品を集める出稼ぎ労働者の子供。

(1 / 4 枚)

2008年12月3日、新華社通信(電子版)の報道によると、中国で1978年に2億5000万人存在していた農村の絶対貧困人口が、2007年末には1479万人まで減少したことが分かった。

その他の写真

このデータは、国務院扶貧開発リーダーグループ弁公室政策法規局の劉福合(リウ・フーホー)局長が、「中国改革開放と人権発展30年に関する学術討論会」で明らかにした。

劉局長は「中国の農村の『絶対貧困人口』(編集者注:一人あたりの年間収入が668元以下)は、1978年には農村人口の30.7%にあたる2億5000万人存在したが、2007年末には同1.6%の1479万人にまで減少した」とし、「衣食住の基本的な問題はないが生活が安定しない『低収入人口』は、2007年末現在で同3%の2841万人になった」と話し、農村地域の収入と生活レベルが大幅に改善されたことを明らかにした。

さらに「中国は1990年から07年までの間に、世界の貧困人口の70%以上を減少させた」とし、経済成長と積極的な貧困撲滅政策が国際社会の中でも大きな成果を挙げていることを強調した。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携