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2日、広州市環境保護局は、2015年までに同市都市部の大型工業企業200社を郊外へ移転させ、環境汚染を解決していく考えを明らかにした。写真は同市。
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2008年12月2日、新華網によると、広州市環境保護局は、2015年までに同市都市部の大型工業企業200社を郊外へ移転させ、環境汚染を解決していく考えを明らかにした。
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市環境保護局の何榕友(ホー・ロンヨウ)副局長によれば、広州市は「藍天工程」(青空プロジェクト)の実施を土台として、大気質を3年連続で国家2級基準以上とし、2003年と比べて天候良好日の割合が8.17ポイント増加、2008年4月以降は、大気質優良率を6か月連続で100%にすることに成功。また、近年来、広州では工業生産で発生する硫黄分を除去する脱硫事業が進められており、排煙の脱硫能力は2003年の年1万9000tから現在は年10万tにまで引き上げられ、二酸化硫黄の排出量は2004年の18万5000tから2007年には10万5000tにまで減少しているという。
また、広州では環境保護の面で立ち後れている企業の生産停止や閉鎖もすすめており、1998〜2005年までに147社を閉鎖、生産停止、移転させ、煙突641本を取り壊したという。何副局長によれば、2015年までにさらに200社を段階的に閉鎖、生産停止、移転させる計画で(2009年までに91社、2012年までに77社、2015年までに32社)、環境汚染につながる企業を市街地から排除する予定だという。(翻訳・編集/岡田)
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