Record China 2008年12月2日(火) 11時55分
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12月1日、環球時報は仏中関係悪化に関するフランス人の反応を伝えた。あるフランス人は「理性より感覚で行動するタイプ。まるでフランス版小泉純一郎だ」と話している。写真は2007年、北京市清華大学で講演するサルコジ大統領。
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2008年12月1日、環球時報は仏中関係悪化に関するフランス人の反応を伝えた。あるフランス人はサルコジ仏大統領の軽率さを嘆き、「理性より感覚で行動するタイプ。まるでフランス版小泉純一郎だ」と話している。
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サルコジ大統領は12月6日にダライ・ラマ14世と会見すると発表した。これに中国政府が反発、1日に予定されていた欧州連合・中国サミットの延期を通告したほか、エアバス社の航空機購入契約の延期も通告するなど、仏中関係は急速に悪化へと向かっている。
エルベ・ラドソー駐中国フランス大使は環球時報の取材に答え、大統領とダライ・ラマ14世との会見予定に変更はないと話したが、同時に「会見は決して同じ立場に立つことを意味しない」と発言、中国側の理解を求めた。
また、あるフランス人は同紙の取材に答え、会見は国内の政治的圧力に配慮したものだとし、「そうした事情を事前に中国へ説明するべきだった」と指摘した。つまり大統領の無配慮がこうした事態を招いたと嘆き、サルコジ大統領が理性よりも感覚で動くタイプだと評価している。今春にも聖火リレー妨害問題などで仏中関係は悪化、カルフール不買運動が起きるなど大きな衝撃を与えた。このフランス人は、わずか半年の間に再び関係悪化を招いた大統領は、靖国参拝で日中関係を悪化させた小泉純一郎元首相のようだと話した。(翻訳・編集/KT)
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