<タクシースト>広東省でまた発生、地元当局が早期解決へ交渉―中国

Record China    2008年11月29日(土) 17時18分

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28日、重慶市を皮切りに全国各地で相次いでいるタクシー運転手のストライキが、広東省潮州市にも飛び火した。写真は重慶市でのタクシースト後、市民に白タク乗車禁止を呼びかける区長と公安分局局長ら。

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2008年11月28日、全国各地で相次いでいるタクシー運転手のストライキが広東省潮州市にも飛び火した。英BBC放送中国語サイトが伝えた。

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地元紙「広州日報」によると27日、潮州市のタクシー数百台がストを決行。激しい衝突には発展しなかったが、翌28日も約100台がストを続行しているという。なお、早期解決のため、湯錫坤(タン・シークン)潮州市長がスト中のタクシー運転手代表と交渉していると伝えている。

潮州市と汕頭市は広東省の東部に位置する隣接市。両地域のタクシーは主に潮汕高速道路で営業しているが、人力三輪車やバイクなど多くの「白タク」が依然として違法営業を続けているため、市場競争が厳しくなっているという。20日には、汕頭市でタクシーストが発生。地元当局が市内や市周辺の運行車両を取り締まるなど対応に追われた。

汕頭市の影響によるものとみられる潮州市のスト。タクシー運転手は地元当局に市内を走行するタクシーの車両数を制限するよう求めている。

重慶市を皮切りに、今月上旬から全国各地で相次ぐタクシースト。白タクの一掃や管理費の値下げを求めて、海南省三亜市でも9000人規模のストが先週発生している。(翻訳・編集/SN)

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