2008年11月21日、環球時報によると、韓国の「中央日報」が20日、「中国から韓国へ農村体験に訪れる観光客が増えている」と報じた。これまで観光客があまり訪れなかった仁川（インチョン）広域市の江華島で行われている「農村体験プログラム」が人気を博している。

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19日、仁川観光公社が明らかにしたところによれば、江華島には10月末からツアー5組、150人余りが訪れており、その多くが山東省青島市などからフェリーで訪れる年配の観光客。花ござを編んだり、水田の整備などといった農村での生活体験はとくに人気が高く、このほか餅をついたり、キムチを漬けるといったことや、ヨモギやカブ、サツマイモなど現地の新鮮な野菜を使ったウェルビーイング食品にも人気が集まっているという。

この農村体験プログラムは、2009年から始まる「仁川訪問年」に先がけてすすめられている観光プログラムの1つ。08年9月から仁川観光公社は中国の旅行社に積極的にアピールしており、年末までに870人の中国人観光客を集めるほか、09年には修学旅行の行き先としても予約しているほどの盛況ぶりだという。（翻訳・編集/岡田）