Record China 2008年11月24日(月) 21時31分
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22日、先のアンケート調査の結果によると、北京五輪後、外国人が持つ中国のイメージが向上しているという。なお、北京の都市イメージ、中国人のイメージもそれぞれ向上している。写真は北京五輪期間に天安門を参観する外国人旅行客。
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2008年11月22日、先ごろ発表されたアンケート調査の結果によると、北京五輪後、外国人が持つ中国のイメージが向上しているという。なお、北京の都市のイメージ、中国人のイメージもそれぞれ向上している。新華網が伝えた。
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調査を担当したのは、中国伝媒大学の柯恵新(カー・フイシン)教授。柯教授は先ごろ北京市で開催された「2008第6回アジアメディアフォーラム」で、北京五輪開催前後と開催期間中、米国、英国、シンガポールなどから訪れた外国人と中国に滞在する外国人2401人に実施したアンケート調査の結果を発表した。
調査結果をみると、政治イメージ、経済イメージ、文化イメージを含んだ「中国のイメージ」と「北京の都市イメージ」が、五輪後いずれも向上していることが明らかとなっている。
アンケートは、Web調査と対面調査を採用。対面調査で得られた各イメージの数値はWeb調査よりもはるかに高かった。それについて柯教授は、「Web調査の対象は、いずれも中国国外にいる外国人。一方、対面調査の対象は五輪期間中に北京にいた外国人。つまり、五輪観戦のために訪れた外国人の中国に対するイメージが向上していることが分かる」と述べている。
中国全体のイメージが向上したことについて、米ハーバード大学The Fairbank Center for Chinese StudiesのAshley Esarey氏は、「五輪開催以前、米国人は人権や環境などの問題から中国開催に反対していたが、メディアの報道でこの見方が変わった」と分析。多くの米国人が素晴らしい組織運営に感銘し、中国が大きな成功を収めたと認識。また、北京五輪を支持する人も五輪後10%増加したという。(翻訳・編集/SN)
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