<中華経済>住宅賃料が年内初の下落、外国人の帰国や企業リストラなどで―北京市

Record China    2008年11月21日(金) 17時14分

拡大

21日、北京市内の住宅賃貸価格が10月、08年の春節(旧正月)以降初めて下落した。写真は北京のマンション。

(1 / 3 枚)

2008年11月21日、21日付新京報によると、北京市内の住宅賃貸価格が10月、08年の春節(旧正月)以降初めて下落した。

その他の写真

北京の不動産仲介業者、北京鍵家地産によると、10月は北京市内11区の平均賃料が前月比で2−3.5%下落した。

業界関係者によると、不動産価格の下落に伴い、保有不動産の売却を予定していた家主が賃貸へと切り替え、賃貸物件の供給が増えたことなどが下落の要因。また韓国人が多く集まる望京地区や五道口地区では、韓国人の帰国が相次ぎ、需要が極端に縮小したことも関係した。望京地区では賃貸物件の値下げ幅が12.5%に達している。

景気悪化に伴う企業のリストラ、給料カットも賃貸市場に影響した。外資系企業が集まる国貿地区の通勤圏内にある四恵では、国貿に通勤する企業社員が安い郊外地区へと住み替えるケースが目立った。また不動産関係者によると、同地区の賃貸住宅の新規入居者は9月と比べて明らかに減少し、賃料は前月比2.45%下落した。(翻訳・編集/HI)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携