Record China 2008年11月21日(金) 17時19分
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20日、甘粛省隴南市政府は17日の暴動に関する記者会見を開いた。市庁舎が破壊されたほか、自動車22台が損傷、警官及び記者74人が負傷したという。写真は四川大地震後の隴南市。
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2008年11月20日、甘粛省隴南市政府は17日の暴動に関する記者会見を開いた。市庁舎が破壊されたほか、自動車22台が損傷、警官及び記者74人が負傷したという。中国新聞社が伝えた。
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隴南市武都区は市庁舎などがある同市の行政センター。2006年より再開発が実施され、同区東江鎮は東江新区に再編されることが決定した。現地住民らは臨時住居に仮住まいし、新区及び新たな住宅の完成を心待ちにしていた。しかし今年3月に行政センターが同市成県に移転するうわさが流れ始めた。これに驚いたのが東江鎮の住民たち。市の政治・経済の中心地に住めるという予定がご破算になったからだ。
17日午前、同鎮の住民30人余りが隴南市政府を訪れ、行政センター移転後に再開発が遅れ、また仕事が見つからないのではとの不安を訴えた。しかし満足のいく回答が得られなかった住民は次第に数を増やし、2000人規模の暴動事件へと発展した。
20日、市政府は暴動事件により市庁舎だけで500万元(約7000万円)の被害が出たことを発表した。事件の責任は暴動を扇動した者にあるとして30人を逮捕したという。なお現地住民の不満を解消するため、現在1000人以上のスタッフが各地域をまわり、移転及び再開発についての説明を続けている。(翻訳・編集/KT)
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