ミツバチが原因不明の大量死、生態系への影響に懸念も―広東省

Record China    2008年11月18日(火) 17時15分

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17日、北京科技報は広東省でミツバチの大量死が発生していると報じた。現在、原因の究明が進められているが、特定はできていないという。写真は03年、杭州市の養蜂農家。3000箱ものミツバチが大量死した。

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2008年11月17日、北京科技報は広東省で原因不明のミツバチ大量死が発生していることを報じた。

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ここ数年というもの、広東省韶関市一帯の養蜂農家はミツバチの大量死に悩まされている。同市始興県養蜂協会では昨年1年間で養蜂箱2000箱分ものミツバチが死に、損失額は75万元(約1000万円)にも上ったという。同様の大量死は広東省だけでなく中国各地、さらには海外でも起こっている。

広東省での大量死の原因については、農薬説、疫病説、地球温暖化説などがあるが、現時点では原因の特定ができていない。地球上の植物の80%は昆虫を媒介として受粉しているが、そのさらに80%はハチによって媒介されている。もし大量死が続けば、生態系に大きな影響を与えることは間違いないと見られ、現在、原因の調査及び対策の立案が進められている。(翻訳・編集/KT)

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