<中華経済>株式市場での資金調達低迷、03年のSARS時を下回るか―香港

Record China    2008年11月18日(火) 8時48分

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17日、08年1−10月に香港株式市場で行われたIPO(新規株式公開)、増資による資金調達額は1850億香港ドルだった。08年通年では、SARSの発生により低迷した03年通年の2100億香港ドルを下回るとの見方が出ている。資料写真。

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2008年11月17日、15日付明報によると、08年1−10月に香港株式市場で行われたIPO(新規株式公開)、増資による資金調達額は1850億香港ドルだった。08年通年では、SARS(重症急性呼吸器症候群)の発生により低迷した03年通年の2100億香港ドルを下回るとの見方が出ている。世界的な金融危機に伴う株式市場の低迷が浮き彫りとなった形だ。

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香港証券取引所の周文耀CEO(最高経営責任者)によると、1−10月期で上場を申請した企業の数は130社あまりと例年より多い数字。ただし、うち90社が上場承認を受けたものの、上場した企業は30社にとどまった。世界的な経済、金融市場の低迷を受け、上場を見合わせる企業が増えたことが背景にある。

08年1−10月の間に上場した企業の数は32社。前年同期の62社から約48%減少した。10月末現在、香港証券取引所に上場する企業の数は前年末比1.5%増の1259社となる。(翻訳・編集/KS)

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