<金融危機>「さ湯で我慢」「接待避けよ」…民間にさまざまな“対策”―中国

Record China    2008年11月17日(月) 7時6分

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12日、米NBCテレビは「経済の奇跡にできた裂け目と、中国人は勇気をもって向き合っている」と報じた。 写真は住宅購入補助金を受け取る南京市民。

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2008年11月12日、米NBCテレビは「経済の奇跡にできた裂け目と、中国人は勇気をもって向き合っている」と報じた。14日付で環球時報が伝えた。

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警戒しながらも、金融危機と向き合う中国の市民。中にはブログで「金融危機を迎える準備はできた?」と問いかけるネットユーザーも。「金融の動向が、中国経済の繁栄と発展に影響し始めている多くの兆しが現れている。だが、それも一部にすぎない」と指摘する。

また、北京市が潜在リスクを回避するための景気刺激策を提案した時には、インターネット上で非常に大きな反響があった。ネットユーザーが熱い議論を交わしたり、直面する試練に対処する様々な妙案を交換するなどの動きが起きている。あるユーザーは「ミネラルウォーターは飲まず、沸かしたお湯で我慢」「接待は避ける」など、金融危機を乗り越えるちょっと笑える「コツ」をネット上で発表した。

経済の低迷は、低所得層から最富裕層まですべてに波及しているようだ。工業の需要減で廃品価格が値下がりしたと深く落胆するのは、くず拾いをする人々。また、財産の半分を失った富裕層も。米経済誌フォーブス(Forbes)の統計によると、現在時点で中国の億万長者数は66人から24人に激減している。

米国発の金融危機を受けて中国は景気刺激策を制定。中国側は、「中国にも協力するだけの十分な理由がある」との考えを示し、その政策は世界に深い印象を刻み付けている。(翻訳・編集/SN)

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