Record China 2008年11月17日(月) 7時10分
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15日、中国新聞網は、国営新華社が発行する中国最大の内部向け刊行物で、海外における中国報道の情報源ともなった「参考消息」の歩みを紹介した。写真は抗日戦争時に革命聖地・延安で発行された「参考消息」。
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2008年11月15日、中国新聞網は、国営新華社が発行する中国最大の発行部数を誇る内部向け刊行物「参考消息」の歩みを紹介する記事を掲載した。
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「参考消息」は、中国社会の発展とともに歩み続けてきた。1931年11月7日、紅色中華通訊社(新華社の前身)が江西省瑞金(第2次国内革命戦争時の中共中央革命根拠地)で設立され、「参考消息」も同日創刊された。同社の任務と機能は、共産党の“喉と舌”そして“耳と目”になること。“喉と舌”とは共産党、革命根拠地、紅軍を対外に宣伝し、中央政府機関報「紅色中華」を不定期発行すること、“耳と目”とは幹部の決定を内部の参考情報として提供することだった。「参考消息」の名称はこれに由来する。
各クラスの幹部向けに発行された国際国内新聞で、機密級の内部発行物だった「参考消息」。閲覧できるのは相応クラスの幹部だけで、一般人の目に触れることはなかった。かつて新華社参考資料編集部の責任者であった張辛民(ジャン・シンミン)氏は「中国新聞週刊」の取材で、「『参考消息』の特色は“大物読者に奉仕する”ことだった」と述べている。
記事は、「参考消息」について、「“内部”から“公開”へ。そして“大物読者”への奉仕から“一定の共産党員に限定された”閲覧へ、そして“一般化”された新聞へと、中国社会の発展過程で紆余曲折しながら進化してきた」と紹介。新中国の成立(1949年)以降の50年代、文化大革命期の70年代、改革開放期の80年代と年代ごとにその歩みを振り返っている。(翻訳・編集/SN)
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