Record China 2008年11月16日(日) 8時7分
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14日、中国外交部は12日、1961年から1965年までの外交資料約4万件を正式に公開。その公開比率は70%で、これまでに公開された資料の中で最多となっている。写真は03年8月に市民に初公開された山東省資料館。
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2008年11月14日、「中国新聞網」は今月12日に第3期外交部解読[木当]案(ダンアン:個人や事物に関する詳細な資料)を正式公開した外交部[木当]案館を紹介。
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今回公開された外交資料は1961年から1965年までのもので、約4万件にも達する。その公開比率は70%で、これまで公開された資料のうち最多となっている。外交部[木当]案館職員によると、前日13日には来館者であふれ廊下に長い列ができたとのこと。館内には館内貸出室と閲読室があり、検索用のパソコン2台が置かれていたが、いずれも使用不能になっており、職員が対応に追われていた。
外交資料は原本保護のためすべて電子化されており、プリントアウト料金は1枚8元(約110円)。高い料金にも関わらず、1人で100枚以上印刷する来館者もいたという。今回公開された資料の中には中印国境紛争や中ソ関係、米国機の中国領空侵犯事件など、当時の極めて貴重な外交資料も含まれている。
同館鑑定開放所の張素林(ジャン・スーリン)所長によると、04年1月に外交部が初めて外交資料の公開に踏み切って以来、すでに3400人を超える来館者が訪れており、うち外国人は700人以上で米国と日本の学者が最も多いとのこと。張所長はさらに「今後も外交資料解読作業は続けられ、3年以内に1978年までの資料を公開する予定だ」と話している。(翻訳・編集/本郷)
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