2008年11月14日、13日付新華社電によると、河北省国家発展・改革委員会（発改委）は13日、計5889億元の公共投資を行う計画を発表した。計画案は中央の発改委に提出済みという。

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今回の措置は、国務院が9日、内需拡大によって景気の一段の後退を回避する景気刺激対策として、2010年までの2年間に4兆元の公共投資を行うと発表したことに伴う具体行動の一環で、政府財政を投入することで地方経済のテコ入れを図る。

投資対象は◆食糧の安全生産◆エネルギー・交通インフラ建設◆環境保全・汚染排出抑制◆農村の生活水準改善◆低所得者層向け住宅の建設◆自主ブランド開発・産業構造の改善◆地震対策などその他−−の各方面。プロジェクト総数は559項目となる。

中でも廉租住房（低価格賃貸住宅）の建設など低所得者層向けの住宅問題の解決に注力する。2010年までに計5万戸の廉租住房を建設するほか、低所得者層が多く住む地域で計5万8000戸の住宅改善を行う方針だ。（翻訳・編集/KS）