コン・リー国籍変更、「寛大に受け止めを」―中国紙

Record China    2008年11月15日(土) 12時45分

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13日、中国を代表する国際派女優のコン・リー(鞏俐)が国籍変更し、中国国民から激しいバッシングを受けている。中国紙は「寛大に受け止めよう」と国民に訴えた。写真は07年6月、上海映画祭でのコン・リー。

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2008年11月13日、中国を代表する国際派女優のコン・リー(鞏俐)が国籍変更し、中国国民から激しいバッシングを受けている件で、中国紙「国際先駆導報」は「寛大に受け止めよう」と国民に訴えた。

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記事は冒頭から、「米女優のアンジェリーナ・ジョリーが03年、カンボジア国籍を取得すると発表した時、米国民は何の反応を示さなかった。ところが中国で同じようなことが起こると、なぜこれほど一大事になってしまうのか?」と問いかけた。身内意識が強い中国人にとって自国を代表する女優が別の国に流出することは「確かに耐え難いこと」と理解を示したものの、「中国人であるというDNAは変わらない。マイケル・ジャクソンがいくら整形しようとも、黒人という事実は変わらないのと同じだ」と沈静化を呼び掛けた。

記事はまた、「要するに今まで通り中国映画やCMに出て、大晦日には春節晩会(中国版紅白)に顔を出せば良いのではないか?」と反問。「もしもアンジェリーナ・ジョリーが中国籍に変更すると言ったら、我々はその行為を責めるどころか大変な歓迎をするだろう」という例え話まで出し、「コン・リーの件も、寛大に受け止めるべきでは」と呼び掛けた。(翻訳・編集/NN)

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