Record China 2008年11月14日(金) 13時9分
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12日、世界経済フォーラム(WEF)が発表した「08年男女格差報告」で、中国が57位にランクされた。TOP3はノルウェー・フィンランド・スウェーデンの北欧3国。写真は北京五輪に参戦した女子サッカーのノルウェー代表。
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2008年11月13日、スイスのシンクタンク・世界経済フォーラム(WEF)が前日に発表した「2008年男女格差報告(The Global Gender Gap Report)」で、中国が前年より16位順位を上げ、57位にランクされたことがわかった。TOP3を占めたのはノルウェー・フィンランド・スウェーデンの北欧3国だった。香港紙・文匯報の報道を中国新聞社が伝えた。
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同報告は世界130か国を対象に、給与水準や高等教育を受ける機会、政治参加、平均余命などにおける男女間の格差を数値化して評価した。そこから読み取れるのは、健康や教育水準の面で男女格差は縮まったものの、経済や政治面ではいまだ男性優位という現状だ。
57位の中国は儒教の影響などもあり、従来は封建的社会で女性の地位は低かったが、49年に共産主義国家となって以来、男女格差が急激に縮まった。毛沢東の「女頂半辺天(天の半分は女性が支えている)」との言葉通り、女性の就業率も高く、夫婦も男女共働きが一般的となっている。また、女性の政治参画も比較的進んでいることが知られている。
同報告のアジア地区トップはフィリピンの6位。これは同国の現任大統領が女性のグロリア・アロヨ氏(01年就任)であることなどを評価した結果でもある。日本は前年の91位からランクを落とし、98位という結果になった。なお、最下位の3か国はサウジアラビア、チャド、イエメンだった。(翻訳・編集/愛玉)
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