Record China 2008年11月14日(金) 16時26分
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11日、「独身の日」であるこの日、5000人が参加した「お見合いパーティー」が重慶で開催されたが、参加者の大半は自分の子供の結婚相手を探している親だった。
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2008年11月12日、1が4つ並ぶ11月11日は、中国の若者の間では「光棍節」(独身の日)と呼ばれている。その独身の日に行われた「お見合いパーティー」が、実は参加者の大半が自分の子供の結婚相手を探している親だった。重慶晩報が伝えた。
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重慶市にある観光地「洪崖洞」で行われたお見合いパーティーには5000人もの参加者が集まったが、会場に来ていた70歳のある男性は「孫の結婚相手を探している」のだという。男性のお孫さんは29歳。オーストラリア留学から帰国したばかりで、現在は銀行に勤めているが、出不精で恋人の1人もいないそうだ。そして、一緒に子供の両親が来場。やはり子供の結婚相手を探しているのだと話す。
お見合いパーティーにもかかわらず、会場に来ていたのはこうした両親が大半で、参加者のおよそ8割を占めていたという。ある中年女性は、娘に適当な相手がいないか探しているのだと話し、「メガネをかけていて、背の高い男性」が理想だとか。おりよく30歳前後で、メガネをかけていて、身長1m80cmほどの男性がいるのを見つけ、同じような女性たちとともに男性を囲んで連絡先などを聞いていた。男性は「ちょっと見に来ただけだから…」とひき気味。例年、会場には男性参加者は少なく、昨年は男女の割合は1:3だったという。
専門家は、こうした現状を憂えている。経済成長とともに独身率が高くなることは、海外の例からも明らかで、決しておかしいことではないと指摘。重慶社会科学院の心理学主任は、「価値観の変化から晩婚傾向になるのは必然」で、親が子供の相手を見つけるよりも、子供が自分から積極的に幸福を求めることのほうが重要だと話している。(翻訳・編集/岡田)
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