Record China 2008年11月6日(木) 11時53分
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5日、紅網はコラム「メイド・イン・チャイナは自ら敗北した」を掲載、短期的利益を図り安全問題をないがしろにした中国企業を批判した。写真は鄭州市のスーパー。「メラミン非混入」との検査結果を明記し、売り上げ回復を計っている。
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2008年11月5日、紅網はコラムニスト・張冰歌(ジャン・ビングー)氏のコラム「メイド・イン・チャイナは自ら敗北した」を掲載した。
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今年10月、広東省広州市で中国最大の貿易展・中国輸出入商品交易会が開催された。しかし、メラミン汚染粉ミルク問題が噴出した時期と重なり、来場する外国人クライアントは激減、取材の記者の方が多いぐらいだった。今や中国食品は国際的な信頼を失い、米国のスーパーでは中国製品を含まないことを意味する「チャイナ・フリー」のマークまで登場しているほどだ。問題は中国食品だけにとどまらない。中国製品、すなわちメイド・イン・チャイナの信頼そのものが崩れ去ろうとしている。
何がこうした問題を招いたのか。それは短期的利益ばかりを考慮して、長期的な利益を図ろうとしない企業の態度にあると張氏は指摘する。中国には「敗北は他人からもたらされるものではなく、自ら陥るもの」との言葉があるが、中国企業はまさにその道を進んでいるとして、企業の意識改革を促している。
紅網はサイトに「メイド・イン・チャイナをまだ信頼していますか?」とのネットアンケートを設置しているが、11月6日時点で「信じられない。これが中国人の本性だ」との回答が68%と圧倒的になっている。(翻訳・編集/KT)
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