Record China 2008年11月4日(火) 11時0分
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11月3日、09年9月に中国初の火星探査機がロシアのロケットで打ち上げられることが明らかになった。火星周回軌道に乗り、空間環境や太陽風、周囲の磁場などを観測する予定。写真は中国航天科技集団公司製の月面巡視探測器。
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2008年11月3日、来年9月に中国初の火星探査機が宇宙へ飛び立つと伝えられた。2013年には月に軟着陸するための月面探査機が打ち上げられる。2日午前、中国航天科技集団公司の王励(ワン・リー)氏が、広東省珠海市で4日から開催される「珠海航天(第7回中国国際航空宇宙展覧会)」会場で明らかにした。「広州日報」が伝えた。
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王氏は今後の中国宇宙事業計画について、来年9月に中国初の火星探査機がロシアのロケットで打ち上げられると発言。約11か月後の2010年8月前後に火星の周回軌道に入り、火星の空間環境や太陽風(太陽から噴き出す高温のプラズマ)、火星の磁場などを調査する。
火星探査機の打ち上げ時期について王氏は、火星までの所要時間を計算したところ、9月打ち上げが最も短い時間で火星に到達するとの結果が出たためだと説明。「それでも11か月という長い時間がかかるが、火星探査への堅実な第一歩を踏み出すことになる」と語った。(翻訳・編集/本郷)
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