北方領土の手本に…?!中ロ国境問題の解決で―ロシア紙

Record China    2008年11月4日(火) 8時27分

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31日、「ロシア外相が11月初旬に訪日する予定で、ロシアの専門家は、北方領土問題が話し合いの重点になるとみている」と伝えられた。写真は大ウスリー島から見たハバロフスク城。

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2008年10月31、ロシア紙が伝えたところによると、同国のセルゲイ・ラブロフ外相が11月初旬に日本を訪問するという。ロシアの専門家は、北方領土問題が話し合いの重点になるとみており、「いまの政治情勢から日本はさらに厳しい立場をとると考えられるが、ロシア側はけっして譲歩しないだろう」との見方を示している。人民日報系「環球時報」の報道。

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それによると、記事は「今回の訪日は今年開催されたG8北海道洞爺湖サミットで決定した。日ロ関係は大きく進展したが、北方領土問題が依然としてひとつの制約となっている」と指摘したうえで、「今年解決した中ロ国境問題が、日本人を鼓舞する先例となろう」と報じている。

また、麻生太郎首相について「首相はタカ派だが、外相時代に北方領土問題で一度譲歩する解決案を提示し、その発言で辞職寸前に追い込まれた」と紹介。首相は当時、北方4島全体の面積を2等分した境界線を日ロ両国の国境とする解決案を提示したが、理解が間違っていたとして撤回している。(翻訳・編集/SN)

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