<メラミン>「使用は公然の秘密」に反論、飼料への添加厳禁は「昨年通達済み」―中国農業部

Record China    2008年11月1日(土) 23時47分

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10月31日、中国農業部は07年に通達した「違法な生産経営と『たんぱく質の素(蛋白精)』使用の違法行為を禁ずる通知」のなかでメラミンの使用を厳しく禁じていると主張した。写真は香港で販売される鶏卵からメラミンが検出された大連韓偉養鶏有限公司の生産工場。

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2008年10月31日、中国農業部公式ホームページに農業部畜牧業司の王智才(ワン・ジーツァイ)司長の談話が掲載された。そのなかで、農業部は07年に飼料へのメラミン添加を禁ずる通達を出していたことが判明。「中国新聞網」が伝えた。

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「消費者の安全保障と酪農家の利益保護、中国乳業の持続的発展」というテーマで行われた談話のなかで王司長は、現在問題になっている家畜飼料について「飼料工業は技術発展により生産設備自体が向上。飼料の品質基準についても禁止する薬物を厳格に規定しており、国家レベルでの品質検査にも力を入れている」として、国産飼料は総じて安全検査上、合格で安全であると主張した。

王司長はさらに、農業部が毎年行っている飼料のサンプル検査は3万件近くあると説明。07年に文書で各関係機関に通達した「違法な生産経営と『蛋白精(たんぱく質の素)』使用の違法行為を禁ずる通知」のなかで、農業部はメラミンの使用を厳しく禁じたことを明らかにした。その通達後、「飼料中のメラミン測定基準」を発表。「蛋白精」の違法使用が認められた生産者については徹底した調査を行ってきたとして、巷で噂される「メラミン使用は公然の秘密」について正式に反論する形となった。(翻訳・編集/本郷)

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