Record China 2008年11月3日(月) 1時5分
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31日、アンケートによると、青年層の「食」に対する意識や実態に大きな変化が見られ、「トマトの卵炒め」程度しか作れない若者が65.8%にも上っているという。写真は南寧市での料理コンテスト。
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2008年10月31日、中国青年報社会調査センターが行ったアンケートによると、ファーストフードの発展や生活の多様化などによって、青年層の「食」に対する意識や実態に大きな変化が見られ、中国家庭料理の最も基本といわれる「トマトの卵炒め」程度しか作れない若者が65.8%にも上っているという。「中国青年報」が伝えた。
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アンケートはインターネットを通じて20代、30代を中心とした約2000人に対して行われた。それによると、日常の生活では45.4%が「間に合わせの料理」で、30.5%が「外食」で済ませている。また、「料理が作れる」としたのは29.6%に過ぎず、65.8%が「トマトの卵炒めなど簡単なものだけできる」と回答した。
料理が作れない若者が増えた原因としては、「レストランやファーストフードなどの発展」を挙げた人が58.6%、「仕事や勉強など生活面でのプレッシャーが大きく、料理にかまっていられない」が45.4%を占めた。
また、中国独自の食文化の伝承については、26.4%が「自然の成り行きに任せ、意識的に追求するものではない」とし、20.1%が「プロに任せて受け継いでもらう」と回答している。
伝承のための対策としては、42.8%が「親から子へ、家庭内で意識的に受け継がせる」、31.1%が「テレビの番組などを通じて食文化や作り方を広く紹介する」、30.9%が「ひとりひとりが伝承を意識することが重要」などと回答した。(翻訳・編集/HA)
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