相次ぐ注射死亡、今度は4か月の赤ちゃん―山東省聊城市

Record China    2008年10月29日(水) 11時41分

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28日、山東省聊城市で、ワクチン接種した赤ちゃんが死亡する事件が発生。当局では同ワクチンの使用中止、回収を進めるとともに原因の究明を急いでいる。写真は先ごろ雲南省で患者3人が死亡した「刺五山注射液」。

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2008年10月28日、「雲南日報」の報道によると、山東省聊城市で、ワクチンを接種した赤ちゃんが死亡する事件が発生。当局では同ワクチンの使用中止、回収を進めるとともに原因の究明を急いでいる。

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雲南省玉渓市の製薬会社「玉渓沃森生物技術有限公司」は23日、玉渓市食品薬品監管局に対し、「山東省聊城市で、4か月になる男の赤ちゃんに同社製のB型流感嗜血杆菌結合ワクチン(Hib)を接種したところ死亡した。原因は不明」と報告。同社は同時に各代理店やワクチンを使用している病院などに対し、ワクチンの使用停止などを通知した。

一方、同省食品薬品監管局では、同社に残されていたワクチンの保管を命じ、生産及び品質に関する状況調査を実施するとともに、中国薬品生物製品検定所へワクチンの検査を依頼した。

同社によると、問題のワクチンと同じ製造ロットの製品は8万2684本あり、すでに4万2035本が使用されているが、現在までのところ山東省聊城市以外の問題発生報告は受けていないとしている。

また、雲南省薬品不良反応監測センターでもこれ以外の報告を受けておらず、現在関係部門が死亡原因を調査中だという。(翻訳・編集/HA)

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