<中華経済>中央アジア間の送ガス管建設、中国側着工―中国

Record China    2008年10月29日(水) 10時40分

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28日付香港・経済通によると、中国石油最大手の中国石油天然気集団はこのほど、中国−中央アジア間を結ぶ天然ガスパイプラインの建設プロジェクトに絡み、中国側のガスステーションの建設が着工したと発表した。

2008年10月28日、28日付香港・経済通によると、中国石油最大手の中国石油天然気集団(ペトロチャイナ、CNPC)はこのほど、中国−中央アジア間を結ぶ天然ガスパイプラインの建設プロジェクトに絡み、中国側のガスステーションの建設が着工したと発表した。カザフスタンとの国境に位置する新疆ウイグル自治区コルガス(霍爾果斯)に建設し、カザフスタンからのガス受け入れに備える。

同パイプラインの建設に当たっては、先にウズベキスタン国内で6月30日に着工。7月9日にはカザフスタン国内でも着工したため、中央アジアから中国を結ぶ天然ガスパイプラインが全面着工したことになる。カザフスタン、ウズベキスタンの両国でのパイプラインは、CNPCと両国の国営石油会社がそれぞれ折半出資して建設を進める。

同パイプラインはトルクメニスタン・アムール河流域のガス田を基点にウズベキスタン、カザフスタンを経由して中国中部、東部、南部までを結ぶ。総延長は1万キロを超え、世界最長となる。建設するのは2本で、うち1本は09年末から、2本目も2010年から運転を始める計画。

パイプライン完成後は、30年間にわたってトルクメニスタンから年間400億立方メートルの天然ガスが中国に供給される見通し。(翻訳・編集/KS)

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