<土石流事故><続報>犠牲者は276人、世界最大規模のくず鉱石崩落事故―山西省臨汾市

Record China    2008年10月28日(火) 14時59分

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27日、山西省臨汾市襄汾県で9月8日に発生した崩落事故が、世界最大規模のくず鉱石崩落事故であることを国家生産安全監督管理総局の責任者が明らかにした。写真は事故現場。

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2008年10月27日、中国新聞社によると、国家生産安全監督管理総局の報道官で、炭鉱安全監督局副局長である黄毅(ホアン・イー)氏は、9月8日に山西省臨汾市襄汾県で発生した崩落事故が、世界最大規模のくず鉱石崩落事故であることを明らかにした。

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崩落事故は、9月8日午前7時50分頃に発生。新塔鉱業有限公司の所有するこの鉱山は違法操業であり、くず鉱石などを規定値以上に積み上げるなどずさんな経営が事故の原因だった。雨により崩れたくず鉱石などが土石流となり、この企業の社屋や市場など周辺の建物を襲い、被害が拡大。10月23日午後までに死者は276人に達した。政府筋によると、10月20日までに、検察機関が22人を汚職などの容疑で立件しており、現地政府の局長クラス幹部6人、課長クラス幹部15人を刑事拘留しているという。

黄氏はまた、事故の調査が現在も継続されており、事故の直接の責任者と関係指導者の党紀処分を行う可能性があることを明らかにしている。(翻訳・編集/岡田)

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