2008年10月26日、中央美術学院の呉介琴（ウー・ジエチン）教授（81歳）と四川省成都市に住む蒋暁輝（ジアン・シャオフイ）さん（58歳）の結婚式が北京市内のリゾート施設内にあるチャペルで行われた。27日付で「新華網」が伝えた。

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呉教授は式に出席した友人たちと報道陣の前で、純白のウエディングドレスに身を包んだ新婦と熱烈なキスを交わし、「私は80歳になるけど、身のこなしは30代、気持ちは20代」と豪語。新郎より23歳年下の新婦は「結婚は初めてではないが、ウエディングドレスは初めて」と式直前に話しており、結婚式の「誓いの言葉」では涙を浮かべていた。

呉教授は63歳で前妻と離婚。米国在住の娘と連絡を取るためにパソコンを習い始めたという。かつては中央美術学院彫塑芸術研究所で創作活動を続けていたが、その後海外での芸術指導に従事。異国での生活は十数年におよび、98年にようやく帰国。現在は母校で英語を教えるかたわら作曲活動も始めたという彼は、とても若々しく、見た目も60代か70代といったところ。

蒋さんとは今年9月13日にネット上で知り合い、チャットを10日間楽しんだ呉教授は、どうしても彼女に会いたくなり成都へ。実際の彼女を見てすぐに結婚を決意し、3日後にはプロポーズしてOKをもらったという。「他人の目なんか気にしない」という呉教授は「インターネットは若者だけのものじゃないぞ」と報道陣に熱く語った。（翻訳・編集/本郷）