<中華経済>貿易総額、世界の7.7%占める―中国

Record China    2008年10月28日(火) 13時56分

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27日、中国の貿易総額が世界に占める割合が、1978年の0.8%から07年には7.7%(3位)に上昇したことが、中国当局の統計からわかった。写真は4月に広州で行われた中国輸出入商品交易会。

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2008年10月27日、新華網によると、中国の輸出入貿易総額が世界に占める割合が、1978年の0.8%(29位)から2007年には7.7%(3位)に上昇していることが、国家統計局の発表した統計報告からわかった。

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報告では、1978年から始まった「改革開放」以前の中国は、国際的に半ば閉ざされた状態で、対外貿易の規模も小さく、1978年の統計では輸出入総額はおよそ200億ドル、外資の利用はほぼ皆無だった。改革開放から30年を経た現在、中国経済の国際的地位と影響力は大きく強化されたと指摘している。

統計によれば、2007年の輸出入総額は2兆1737億ドルで、1978年と比べて104.3倍に増加。年平均17.4%の成長となった。輸出入貿易総額が国内総生産(GDP)に占める割合は1978年の9.7%から07年には66.8%にまで上昇。1980年には輸出総額の約半数を占めていた食品、農業副産物などを主とした1次産業の輸出は、07年には5.1%に減少した一方、電気機械製品やハイテク製品の輸出が急速に成長。工業製品の輸出が輸出総額に占める割合は、07年には94.9%に増加している。

また、外資の導入規模も拡大しており、1979年から07年までに中国が実際に導入した外資の直接投資額は7602億ドル。02年以降、外資の利用規模は世界3位。金融を除く、中国の対外直接投資額は、03年には29億ドルだったが、07年には187億ドルにまで拡大している。(翻訳・編集/岡田)

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