中国毒入り食品に抗議!野党呼びかけで60万人がデモ―台湾

Record China    2008年10月26日(日) 10時39分

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25日、台湾の台北市で中国の毒入り食品(中国語では黒心食品)及び馬英九政権の対中政策に対する抗議のデモが行われた。大陸融和政策を採る馬総統に大きな打撃となった。写真はメラミン汚染ミルクの治療を受ける大陸の赤ちゃん。

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2008年10月25日、台湾の台北市で中国の毒入り食品(中国語では黒心食品)及び馬英九(マー・インジウ)政権の対中政策に対する抗議のデモが行われた。馬政権の主要な公約である大陸との融和政策に失望と批判が広がる中、今後政権運営は厳しいかじ取りを迫られると見られる。BBCが伝えた。

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デモは野党・民進党が主催した。メラミン汚染粉ミルクなどの毒入り商品及び中国に対して強い態度をとれない馬政権の対中政策に対する抗議が目的となった。主催者発表で参加者は60万人、陳水扁(チェン・シュイビエン)前総統も参加し、馬総統の退陣を求めた。

また、デモ隊は大陸の対台湾交流窓口・海峡両岸関係協会の陳雲林(チェン・ユンリン)会長の台湾訪問にも反対を叫んだ。主権問題を棚上げし経済関係強化を図る馬政権の政策は「台湾を売り渡すもの」として強く批判している。金融危機の影響もあり経済成長という果実を得られなければ、今後批判はますます高まると見られ、馬総統は厳しい政権運営を強いられることとなりそうだ。(翻訳・編集/KT)

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