Record China 2008年10月24日(金) 7時38分
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23日、広州市内を流れる珠江の支流「石井河」には、毎日垂れ流される18万トン以上の生活廃水などが原因で、市民から「黒龍」と呼ばれる汚染の黒い帯が形成され、広域にわたって淀んでいるという。写真は08年と02年に発生した珠江の水質汚染。
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2008年10月23日、広州市内を流れる珠江の支流「石井河」には、毎日垂れ流される18万トン以上の生活廃水などが原因で、市民から「黒龍」と呼ばれる汚染の黒い帯が形成され、広域にわたって淀んでいるという。「南方日報」が伝えた。
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広州市政府は石井河などの汚染解消のため、珠江両岸の汚水排出企業に対し、過去3年間にわたって徹底した調査と取締りを行い、146か所の違法排水口を処理、32社に営業停止を命じてきた。
一方、生活廃水などについては、2か所の汚水処理場を建設し対応しているものの、下水道の未整備などが原因で処理能力をフル活動させるまでには至っていない。現在も石井河には毎日18万トン以上の生活廃水が未処理のまま垂れ流され続けており、汚物の長年にわたる堆積と珠江の水量の少なさが相まって、汚染は「黒龍」を形成するまでに深刻化している。
市政府では、2010年に同市で開催される「第16回アジア競技大会」までに珠江の汚染を解消する目標を掲げており、下水道網の構築をはじめ、両岸の整備及び汚物の除去作業、水量増加のための引水工事の完成などに全力を注ぐとしている。(翻訳・編集/HA)
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