Record China 2008年10月23日(木) 18時43分
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22日、広東省広州市を流れる珠江に大量の汚水が流入、河川の一部が真っ黒に染まり、水がくっきりと2色に分かれている様が伝えられた。住民らは近くの発電所が原因と考えているが、地元当局はこれを否定している。
2008年10月22日、広東省広州市を流れる珠江に大量の汚水が流入、河川の一部が真っ黒に染まり、水がくっきりと2色に分かれている様が伝えられた。過去に何度も見られた現象だが、汚水の成分や流出元についてはまだわかっていない。地元当局の対応が不十分だとの指摘もある。羊城晩報の報道。
汚水が確認されたのは、市内で珠江の支流の合流地点で、支流の石井河が真っ黒に染まっており、水面には白いゴミが浮いているのが確認される。近くの排水口2か所からは猛然と汚水が放出され、広い範囲に悪臭を撒き散らしていた。付近の住民によると、汚水は過去2年間わたって幾度も確認されており、近くにある発電所が原因との噂が広がっているものの、最寄りの環境保護局に何度訴えても「発電所が原因ではない」との回答しか得られなかったという。
21日、広州市環境保護局がついに動きを見せた。しかし、その調査結果は住民らを納得させるものではなかった。いわく、「発電所の排水口にあたる箇所は川床が高くなっており、下水を排出する際に川床に堆積した汚泥が巻き上げられるのが原因」とか。住民らは誰に責任を問うていいのかわからず、途方にくれている。(翻訳・編集/愛玉)
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