2008年10月21日、中国新聞社によると、インターネットのIPアドレスやドメイン名などを管理する国際団体「ICANN」の専門家が、中国には「．中国」のトップレベルドメインを運用する能力があると話した。漢字を用いた「．中国」の運用が実現すれば、アルファベット以外の文字を使った初のトップドメインとなる。

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ICANNのポール・トゥーメイ事務総長兼CEO（最高経営責任者）は、「．中国」などアルファベット以外のトップドメイン運用を担当する部署ではすでに計画が進んでおり、09年5〜6月には登録申請の受け付けを開始できるだろうと話した。

最新統計によれば、中国のネット人口はすでに2億5300万人を超え、世界最多となっているが、インターネット環境を持たない人はまだ10億人もいる。漢字によるトップドメインの実現により、既存のネット利用者だけでなく、今後ネットを始める人たちにとっても利便性が高まるとされている。（翻訳・編集/岡田）