四川省産の柑橘類に「うじ虫」寄生、メール出回る―中国

Record China    2008年10月22日(水) 11時23分

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21日、中国で「四川省産の柑橘類にはうじ虫が湧いているので食べてはいけない」というメールが出回り、市民を不安にさせている。資料写真。

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2008年10月21日、中国で「四川省産の柑橘類にはうじ虫が湧いているので食べてはいけない」というメールが出回り、市民を不安にさせている。「中国新聞網」が伝えた。

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このうわさは大原市農業局にも届いており、同局で調査したところ、今年は四川省で通称「オレンジうじ」と呼ばれる害虫が大流行。四川省産が主流を占める同市市場で現在販売されている柑橘類にも汚染されたものが混じっていることが確認された。

同局の責任者は「桃などの寄生虫とほぼ同じだ」とし、「この害虫は検疫の対象になっておらず、柑橘類だけに寄生して動物や人間には寄生しないので恐れる必要はない。幼虫は柑橘類の実の房の中に紛れ込んで非常に見つけにくいが、取り除けば問題ない」と必要以上に警戒することはないとしつつ、「これまでにこの害虫が原因で病気になったという報告例はないが、念のため汚染された柑橘類はなるべく食べないほうが良い」と注意を呼びかけている。(翻訳・編集/HA)

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