<中華経済>飲食業利益圧縮へ、原材料高が要因―中国

Record China    2008年10月22日(水) 9時6分

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21日付香港・経済通によると、飲食業の業界団体・中国調理協会はこのほど、中国飲食業の利益が圧縮に向かうとの見方を示した。肉、食糧、食用油など原材料の価格が07年から上昇を続けているのが原因だが、一方、飲食業の売り上げ自体は好調という。

2008年10月21日、21日付香港・経済通によると、飲食業の業界団体、中国調理(烹レン)協会の楊柳常務副会長はこのほど、コスト上昇圧力が高まっている現状を受け、中国飲食業の利益が圧縮に向かうとの見方を示した。

楊常務副会長によると、肉、食糧、食用油など原材料の価格が07年から上昇を続けている。07年、飲食業の売り上げ上位100社の原材料費が売上高全体に占める割合は45.24%となり、前年から4ポイント上昇した。

ただ飲食業の売り上げ自体は好調で、07年の飲食業の売り上げ上位100社による小売総額は前年比22.09%増の998億3800万元。伸び幅は全業種平均を3ポイント上回った。楊常務副会長は、飲食業全体の小売総額が07年の1兆2352億元から2010年には2兆元へと拡大するとみている。(翻訳・編集/KS)

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