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20日、上海市高級人民法院は、7月に上海市で警察署を襲い警察官など10人を死傷させ、一審で死刑判決を受けていた楊佳被告の控訴を棄却。これにより楊被告の死刑が確定した。
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2008年10月20日、上海市高級人民法院は、上海市で7月に警察署を襲って警察官6人を殺害、民間人など4人に重軽傷を負わせた罪により、一審で死刑判決を受けていた楊佳(ヤン・ジア)被告の控訴を棄却した。これにより楊被告の死刑が確定した。「中国新聞網」が伝えた。
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本案件は、たった1人に警察がまったく太刀打ちできず大きな被害がでたことや、犯行の背景に格差社会の拡大、政治や警察権力への不満などがあったとされ、国内外から大きな注目を集めていた。
楊被告は、上海市第2中級人民法院で9月に下された死刑判決を不服として控訴。上海市高級人民法院で10月13日から審議が行われ、楊被告に改めて精神鑑定を行うべきかが争点となったが、同人民法院はその必要性を認めず控訴を棄却。楊被告を死刑とした一審判決を支持する判決を下した。
中国では二審制が採用されているため、楊被告の死刑は今回の判決で確定し、刑の執行は最高人民法院の許可後に行われることになる。(翻訳・編集/HA)
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