Record China 2008年10月20日(月) 23時15分
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17日、陝西省の衛星テレビで流された「背が高くなる薬」のコマーシャルに、サッカーアルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手が勝手に起用されていたことがわかった。写真は8月、上海で練習中のメッシ選手。
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2008年10月17日、陝西省の衛星テレビで流された「背が高くなる薬」のコマーシャルに、サッカーアルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手が勝手に起用されていたことがわかった。浙江オンラインが伝えた。
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メッシ選手は5歳の頃からサッカーを始め早くから頭角を現してきたが、11歳の時にホルモンの分泌異常が発見され、医者から「治療しなければ背が伸びない」と宣告された。13歳で入団したリーガ・エスパニョーラ(スペイン)のFCバルセロナの全面協力で治療に励んだ結果、143cmの身長が169cmにまで伸びた。
そんな過去が悪用され、知らない間に怪しい薬のイメージキャラクターに“就任”させられてしまったメッシ選手。中国では、プロのスポーツ選手が健康食品のCMに出演することは禁じられており、少し事情を知っている人には簡単にウソがばれてしまうというお粗末さ。さらに、CM内で謳われているキャッチフレーズ「07年度FIFA最優秀選手賞」もデタラメ。この年の受賞者は、カカの愛称で知られるリカルド・イゼクソン・ドス・サントス・レイチ選手だ。
問題のCMのあまりの低レベルぶりは、ネットユーザーの間で「今年最も“痛い”CM大賞」と称され呆れられている。だが、記事は「似たようなCMは中国では決して珍しくない」と指摘している。(翻訳・編集/NN)
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