ワニ脱走が頻発、養殖ブームに潜む危機―海南省

Record China    2008年10月19日(日) 10時42分

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17日、海南省では養殖場から逃げ出したワニが野生化し、市民の脅威となっていることを報じた。写真は海南省・三亜愛心大世界のワニ・ショー。

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2008年10月17日、南海網は海南省では養殖場から逃げ出したワニが野生化し、市民の脅威となっていることを報じた。

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現在、中国では皮革需要を当て込んだワニ養殖がブームとなっている。気温が高い海南省では特にいくつもの養殖場が作られているが、ワニが逃げ出し野生化するケースが相次いでいるという。ある農民によると付近の川で今年の夏からワニを見かけるようになっったという。大半は小さなものだが、中には体長1メートルを超えるものもいるとして農民たちの不安を呼んでいる。

昨年4月には広西チワン族自治区で小学生がワニ養殖場に入り込み、生きたまま食べられるという凄惨な事件も起きている。大型のものともなれば大人にとっても十分な脅威となるため、養殖場の建設に規制をかけるべきとの声も上がっている。(翻訳・編集/KT)

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