サッカーでも年齢詐称?!スポーツ界にはびこる闇―中国

Record China    2008年10月14日(火) 12時38分

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2008年10月、中国サッカー協会青少年管理センター前主任の馮剣明氏が北京体育ラジオに出演、北京五輪サッカー中国代表の選手が年齢を詐称している可能性が高いと発言した。写真は北京五輪男子サッカーグループリーグ・中国対ニュージーランド戦。

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2008年10月、中国サッカー協会青少年管理センター前主任の馮剣明(フォン・ジエンミン)氏が北京体育ラジオに出演、北京五輪サッカー中国代表の選手が年齢を詐称している可能性が高いと発言した。13日、羊城晩報が伝えた。

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2003年にエックハルト・クラウツン監督が中国ユース代表監督に就任、目覚ましい成績を残した。しかし五輪代表年代になるとチームの成績は急降下した。馮氏は年齢詐称によって若年世代では中国が優位だったためだと話し、こうした年齢詐称は常々行われていたと衝撃的な発言をしている。北京五輪代表チームも成長に連れ成績が低迷しており同様の傾向があるという。

また、中国サッカー低迷の原因は青少年の育成体制が進んでいないことにあると指摘した。サッカー学校の学費が高く素質があっても指導を受けられない子どもが多いという。サッカー協会首脳部は「青少年こそ中国サッカーの礎」と口では強調するものの実際には何も具体的な対策はなされていないと批判した。

北京五輪では体操女子中国代表の年齢詐称疑惑が浮上し大きな問題となったが、サッカーでも同様の問題があれば中国スポーツ界全体の信頼にかかわる不祥事となる。馮氏の発言は明確な証拠を欠くとはいえ、中国スポーツの信頼を取り戻すべく徹底的な究明が望まれる。(翻訳・編集/KT)

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