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7日、少林寺の分院にあたる超化寺で、大雄宝殿の定礎法会が行われた。法会後の説明では、1500万円を寄付すれば秘伝の指南書や宝剣のほか、寺の役職までもが進呈されるという。写真は少林寺。
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2008年10月7日、中国新聞社によると、少林寺の分院にあたる超化寺で、新たに建てられる大雄宝殿の定礎法会が行われた。大雄宝殿は1250人を収容可能な大規模なもの。この人数は「阿弥陀経」にある「大比丘僧千二百五十人と倶なりき」という件から決められたという。
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少林寺の方丈で、超化寺の住職もつとめる釈永信(シー・ヨンシン)氏は、今回の大雄宝殿の建立をきっかけに、仏教理念の深遠さを知らしめ、世界の平和と安定に貢献したいと話すとともに、超化寺が浄土宗の祖庭であることも正式に証明されたこともあり、同寺の国際化、大衆化をすすめ、国際的な文化交流の窓口とし、参拝や観光を一体化させた観光聖地にしていきたいとした。
事業には多額の資金が必要となるため法会の後に寄付金の説明会が行われ、100万元(約1500万円)以上の寄付者には、秘伝の指南書「少林武功医宗秘笈」と「少林開光鎮宅宝剣」などのほか、寺の「中興護法」の役職までもが進呈されるという。
超化寺は河南省新密市の超化村の中心に位置し、2000年もの歴史を持つ由緒ある寺院。入寂した仏陀の骨(舎利)を古代インドのアショカ王が8万8400に分骨し、世界各地に供養塔を建てたとされているが、中国では19基の「釈迦牟尼真身舎利塔」が建立された。超化寺にはその1つである「名刹拾伍」がある。(翻訳・編集/岡田)
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