Record China 2008年10月8日(水) 13時3分
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6日、広東省広州市で、「三鹿集団」製の一般用粉ミルクを飲んだ53歳の教師が腎臓結石にかかっていたことがわかった。成人の被害が確認されたのは初めて。写真は事件発覚後の9月13日、店頭に並ぶ三鹿製粉ミルク。
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2008年10月6日、広東省広州市で、「三鹿集団」製の一般用粉ミルクを飲んだ53歳の教師が腎臓結石にかかっていたことがわかった。一連の事件による成人の被害が確認されたのは初めて。羊城晩報が伝えた。
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この教師は、市内の職業学校で教壇に立つ黄さん。黄さんは今年7月、高カルシウムを謳う同集団製の一般用粉ミルクを飲んだところ、血尿が出た。すぐに病院で検査したところ、腎臓と尿管に結石を発見。だが、当時は事件が公になっておらず、粉ミルクが原因だとは考えていなかった。9月にも飲んだが、その時も血尿が確認されたという。黄さんはその後、国慶節休みになって自身が飲んでいた製品が「問題製品」であったことを新聞で知る。結石の原因は「三鹿集団」製粉ミルクだと確信した黄さんは、病院の診断書などの“証拠”を手に羊城晩報に被害を訴えた。
これに対し、広州市第一人民医院泌尿外科主任の鐘惟徳(ジョン・ウェイダー)医師は、「粉ミルクが結石の一因になったことは否定できないが、成人の場合それだけを摂取しているわけではないので、すぐに原因を特定するのは難しい」と指摘している。(翻訳・編集/NN)
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