顔面陥没少女・世界初の手術第1弾が成功―陜西省西安市

Record China    2006年9月6日(水) 16時28分

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話すこともできず、友達もいなかった王娜さん。これから行われる手術に希望を託している。

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2006年9月5日の昼頃、陜西(せんせい)省西安(せいあん)市にある第4軍医大学で、顔面陥没少女・王娜(ワンナー)さんの4時間もかけた顔面修復再生手術が無事完了した。自分の顔のために18年間苦しんできた王娜さんは、世界で初めて「先天性双側頬骨上顎骨遺失症」の手術を受け、この日を境に運命的な一歩を踏み出すことになる。手術は頬骨のけん引、骨移植による顔中央部の骨格再造、歯の移植・咀嚼機能回復という3段階に分けて行われるが、今回の手術はその1回目。全ての手術が終了するまでにはほぼ1年を要するため、莫大な手術費用の工面に苦労するだろうと判断した病院は、病院従業員や民間に向けて募金を呼びかけるなどしている。世界でも珍しい顔面陥没という病気の治療に、どれだけ社会の関心が寄せられるかが注目されている。

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この顔面陥没少女について、さらに詳しくお知りになりたい方は、【ある視点】 にある以前の記事「顔面陥没の少女に、世界初の修復手術が決定」をご覧ください。

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