Record China 2008年10月7日(火) 7時45分
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5日、北京五輪開会式で聖火の最終ランナーを務めた李寧氏が経営するスポーツ用品メーカー、李寧有限公司(Li Ning Co.)の株価が五輪効果もつかの間、下落の一途を辿っているという。写真は、北京・王府井の「李寧」旗艦店。
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2008年10月5日、米紙「ウォールストリート・ジャーナル」は、北京五輪開会式で聖火の最終ランナーを務めたロサンゼルス五輪体操金メダリストの李寧(リー・ニン)氏が経営するスポーツ用品メーカー、李寧有限公司(Li Ning Co.)の株価が五輪効果もつかの間、下落の一途を辿っていると報じた。
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香港株式市場に上場する同社の時価総額は、北京五輪後初の取引となった8月11日と比べ、今では26%も減少した。今年上半期の同社の純利益は、昨年同期比68%増。開会式での李氏のパフォーマンスによって、同社の知名度はうなぎ上りにアップしたはずだった。だが、五輪閉幕後、同社財務部門のトップが辞職。在庫も山積みになっているという噂も浮上した。投資家の間でも、同社の将来を疑問視する声が急速に高まり始めているという。
記事は、中国経済の成長は目を見張るものがあるが、世界的なブランドが育たないという悩みを抱えていると指摘。これを解決するには、マーケティング力の強化が必須としている。「李寧(LINING)」ブランドは価格面で優位に立つものの、マーケティング力で圧倒的な強さを見せる海外メーカーの「ナイキ」や「アディダス」も徐々に勢力を拡大していると指摘された。(翻訳・編集/NN)
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