「靴の街」が消える、コスト高騰で工場移転が相次ぐ―浙江省温州市

Record China    2008年10月6日(月) 17時44分

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5日、かつて世界のシェア40%を誇っていた「靴の街」浙江省温州市で、工場の撤退が相次いでいる。人件費などコスト高騰で悲鳴を上げる企業が、内陸部に拠点を移すためだ。写真は温州の靴製造工場。

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2008年10月5日、かつて世界のシェア40%を誇っていた「靴の街」浙江省温州市で、工場の撤退が相次いでいる。人件費などコスト高騰で悲鳴を上げる企業が、内陸部に拠点を移すためだ。南方網が伝えた。

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温州市ではかつて、世界の靴の40%を製造、うち60%が海外輸出用だった。だが、現在は原材料費や人件費などのコスト高騰により、拠点をよりコストの安い内陸部に移す企業が続出。かつての面影はすっかり消えてしまった。

温州市の経済貿易委員会が7月初めに行った調査結果によると、市内1万5521の中小企業のうち、すでに工場停止もしくは倒産した企業は全体の8.1%を占める1259社に上る。浙江省全体としての経済成長率も鈍化しており、08年上半期の「工業増加値」は前年同期比5.5%減の12.2%。浙江省経済貿易委員会の報告では、「下半期はさらに厳しい状態が続く」と悲観な見方を示している。(翻訳・編集/NN)

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