<続報>中国系移民襲撃事件、市長が謝罪―ローマ

Record China    2008年10月6日(月) 12時0分

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5日、中国の孫玉璽駐イタリア大使は、ローマ郊外にある病院を訪れ、イタリア人の少年グループに襲撃され負傷した中国系男性を見舞った。ローマ市長も同行し謝罪した。写真はローマ。

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2008年10月5日、孫玉璽(スン・ユーシー)駐イタリア中国大使は、ローマ郊外にある病院を訪れ、イタリア人の少年グループに襲撃され負傷した中国系男性を見舞った。また、ローマのジャンニ・アレマンノ市長も同行した。新華社通信が伝えた。

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中国人移民の童洪昇(トン・ホンション)さんは、浙江省瑞安市出身の36歳。2日午後、買い物帰りにバスを待っていたところ、16〜17歳の少年グループに突然襲われた。鼻を骨折するなど顔面にけがを負った童さんは手術を受け、入院治療を続けている。

「今回の事件に在イタリア中国大使館はショックを受けている。イタリア側が妥当に処理することを望んでいる」と孫大使。家族に童さんのけがの具合や治療状況について尋ねた後、「十分静養し、一日も早く回復するように」と励ましの声を掛けた。

童さん家族と面会したアレマンノ市長は、今回の事件発生を陳謝。犯人の暴力行為を厳しく糾弾し、法に基づいて処罰する意向を強調した。

在イタリア中国大使館に衝撃を与えた今回の暴行事件。事件翌日の3日、大使館職員は入院中の童さんを見舞った。中国系移民社会、イタリア各界からも童さんを気遣う声が続々と寄せられている。(翻訳・編集/SN)

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