2008年9月29日、人民日報系ニュースサイト「環球網」が韓国聯合ニュースからの転電として伝えたところによると、イ・ミョンバク（李明博）韓国大統領が訪問中のロシアで、今後の韓ロ関係について「戦略的協力パートナー関係」に格上げすることで合意したと述べた。

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報道によると、イ大統領は現地時間の29日、モスクワで開かれたロシア韓国友好協会主催の晩餐会の席で、「30日に行われる首脳会談で、両国は様々な分野における合意書に署名するだろう」と述べた。イ大統領とロシアのメドベージェフ大統領は29日、モスクワのクレムリンで首脳会談を行い、両国関係を「戦略的協力パートナー関係」に格上げすることで合意している。これにより、両国の間には経済、政治、外交など様々な分野において実質的な協力体制が築かれる。

報道ではまた、韓国とロシアの関係は格上げ後、韓国と中国の関係と同レベルになり、これまで経済や文化面での交流が中心だった両国関係は今後、軍事や安全保障といったさらに踏み込んだ分野にまで広がることになるだろう、と指摘した。（翻訳・編集/NN）