2008年9月25日、英国BBCは「中国を宇宙へ駆り立てているものは何か？」と題する文章をホームページに掲載した。「神舟7号」の発射は中国の宇宙事業における自信とその力を世界に示すものとなったとし、「後発でありながら、発展の速度は驚くべきものだ」という。27日付けで環球網が伝えた。

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「中国を宇宙事業に駆り立てているものは何か」。この問いに対してアメリカ海軍分析センター（CAN）の専門家が分析した。まずは「経済的な原因」だ。民間からの観点で見れば、宇宙事業は先進技術の発展を促す。

また「外交上の理由」。宇宙事業の促進により、国際舞台で中国への注目を集めることができる。また、国民の注目を引き、共産党による国民統合を安定させる考えや、軍事上の理由ももちろん考えられるという。

さらにこの専門家は語る。「有人宇宙船は一種の贅沢品。アジアに対し富を誇ることにもつながる」と。また、スミソニアン航空宇宙博物館の幹部は、「中国のこの計画は冷戦時期のソ連やアメリカの目論見と変わらない」と見る。中国という国が先進技術を持っていることの誇示だと分析した。（翻訳・編集/小坂）